毎年の確定申告。
会計ソフトやアプリを使うことで、簡単に個人事業主が帳簿を作成できるようになりました。
プロの税理士さんにチェックいただかなくても確定申告書を提出できるのですが、あらためて、自分の帳簿を作成するときには注意事項を守りましょう。
① プライベートの支払いを経費に入れてしまう
単一のクレジットカードで、すべての決済をしている場合は、これが本当に多いです。
例えば
・家族のAmazon
・日用品
・プライベートの外食
・旅行
銀行やカードを連携していると
つい混ざります。
防ぐ方法
支出の項目の仕訳を
プライベート支出 → 事業主貸
にします。
freee会計でも、プライベートに購入したものは、「事業主貸し」を選択。
その後、同じ店で発生したものは、自動的に予測変換で「事業主貸し」になることが多いですが、正しいかどうかは1つ1つ登録を確定するときに確認して、正しい費目にしましょう。
税務署もここはよく見ているそうです。
② 現金収入を入れ忘れる
教室ではよくあります。
・月謝手渡し
・教材費
・発表会費
銀行に入れていないお金です。
カード連携だけだと
売上が少なく見えることがあります。
対策
収入の仕訳の費目は、
現金/売上
現金の収入の記載もれには注意しましょう。
③ 楽器やパソコンを一度に経費にしてしまう
比較的長期間使用する高額なものです。
例
・ピアノ
・パソコン
・iPad
・防音設備 など。
10万円以上のものは、原則
減価償却
になります。
品目によって、償却期間が異なります。それぞれ調べて入力しましょう。
これに気づかず間違える人は多いです。
※ただし
30万円未満は特例あり(青色申告)
④ 家事按分を忘れる
自宅教室の人は重要です。
例えば
・家賃
・電気
・通信費
全部を経費にすると
税務的にNGになる可能性があります。
例
家の30%を教室
電気の40%を仕事
など。
割合を決めておくのが大事です。
自動車のガソリン代や携帯電話の通信料なども、個人の消費を共用している場合は家事按分しましょう。
⑤ 発表会のお金の扱い
これ、ピアノ教室あるあるです。
保護者から
・会場費 ・発表会の運営費
などを集めますよね。
これは
収入 → 支出
として処理するのが基本です。
「預かり金」にする人もいますが
実務では売上+経費で処理することが多いです。
私は、日ごろのお月謝とは分けて、「発表会費」という費目を作って収入の割合がわかるようにしていて、支出も「発表会費」という費目で、実際発表会にだけかかった費用がわかるようにしています。
実は一番多いミス
意外ですがこれです。
帳簿をつけて満足してしまうこと。
大事なのは
- 売上が全部入っているか
- 私用が混ざっていないか
この2つです。
税務調査もここを見ます。
特に、クレジットカードや銀行の明細を連携して、自動計上しているfreee会計などのソフトだと、数字が経費に流れていってしまうので、費目が正しいかどうかを再確認しましょう。
でも自動計上の会計ソフトは安心
freee会計やMoneyFowardクラウド、弥生オンラインなどを使っている人は、計算も自動できるので、かなり正確な方だと思います。
しかも
- e-Tax提出
- データ保存
- 自動仕訳
が残るので、いつでも必要なときには取り出しやすく、昔よりずっと便利です。
年度末の忙しい時期、会計ソフトで楽に確定申告できるのは、ありがたいです。
神戸北町のしばたピアノ教室 柴田 幸代





