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自分の考えを80字で描けるようになるメソッド『R80』

お正月用に買っていた本、飛鳥新社、中島博司さんの「R80(自分の考えをパッと80時で論理的に描けるようになるメソッド)」を読みました。

わたしにとって、間違いなく今年1番の収穫でしたので、ご紹介します。

日経新聞の広告欄でこの本を見つけました。2023年11月に発売されたばかりで、内容には身近なエピソードもあって新鮮です。

R80とは?

R80は、「アール エイティ」と読みます。Rは、Reflection(振り返り)とRestruture(再構築)のRだそうで、80は、「80字以内で書く」ということを表しています。

著者の中島博司さんとは?

著者の中島博司さんは、元中学校、高校の校長先生をされた方で、専門は日本史の先生。日本史の教科書作りにも携わり、その時に編集者から「1文は簡潔に短く、100字以内で。」と指導されたとのこと。その後、研究を積むうちに80字がベストという結論になったそうです。

どんな人に使えるメソッドか

・中学生、高校生にこのメソッドで、授業の振り返りにR80でまとめさせると、模擬テストでその学校の日本史の成績が全国1位になったとのこと。しかも他の学校でもその効果が現れ、また他の学科でも成果があったとのこと。

・社会人でも、自己紹介や、リポートをR80で文章作成すると、とても読みやすく伝わりやすい。

・言葉で発表する場やプレゼンにも応用できる。

R80で文章を書く方法

すでに全国的に多くの学校で取り入れられている方法だそうです。

・2文で80字。

・1文の後に接続詞「なぜなら」、「しかし」、「だから」などでつなぐ。

これだけのシンプルな方法です。

chatGPTの時代であっても

中島博司さんは、chatGPTにも興味がおありで、積極的に使ってみられているとのことです。

そして、2011年米デューク大学の研究者のキャシー・デビッドソン氏は、次のような言葉を残しているとのこと。

「2011年にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう。」。これはAIの世の中で、人こそができる仕事がどんどん変化していくことを意味しています。

しかし、chat GPTなどの生成AIを使うのに必要なのは、プロンプトというAIに指示を出すための文章で、いかに上手に指示を出せる文章を設計するかが大切なこととなります。その力がある人材がこれから必要になります。

生成AIが文章作成に長けているとしても、人の書く文章には、その人独自の経験とそこから得た考えがあって、それはchatGPTにも及ばない価値があります。

400字で文章を書くときのコツ

400字を、R80が5つ、と考えて文章を組み立てると良いそうです。

序文R80を1つ、本文R80を3つ(エピソードを3つ)、結論R80を1つ。

R80で400字の文を書いてみた

わたしは、神戸のピアノ教師です。日頃から生徒や保護者に、読みやすく伝わりやすい文章で連絡を伝えたいと思っていました。ちょうどその時に『R80』というメソッドに出会いました。

読んでみると、この文章の作成方法はとてもシンプルで、しかもさまざまな場面に当てはめて使える、と思いました。なぜなら、2文で80字の文章を書く。1文の後に接続詞を入れる。たったこれだけ。

これを1つの型として、必要なサイズになるようにR80を2つとか、5つとか用意していく。

お弁当箱のサイズに合わせて、いくつかのおかずを入れるのに似ている気がします。文の量を調整してお弁当箱にきっちり詰めて完成させる感じです。

序文R80×1、本文R80×3、結論R80×1で400字とし、さらに大きなサイズの800字なら序文を×2、本文を×6、結論を×2と、ボリュームを調整する。

R80で、学んだことを振り返ってまとめると、記憶にも定着させやすいと思います。

生徒にも教えてピアノだけでなく学校でも役立ててもらいたいし、これからは自分の勉強や、ブログを書く時にもどんどん使っていこうと思います。

人に求められるコミュニケーションの力

R80は、思考力、判断力、表現力を身につけ、論理力を育成することを目的に作られたメソッドだそうです。この方法で書く習慣ができると、話す力も質問する力もプレゼン力も備わってくるということです。

英語圏では、レポートや論文を書くための『パラグラフ ライティング』という型を最初に教わるそうです。

R80は、日本語での型の提案の一つですが、低学年の子どもから大人まで使いやすい方法で、素晴らしいと思いました。

興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

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