体験レッスン
メールでのお問い合わせ
ぷちピアノランド♪関西
公式LINE:デジタルスマート生活

ピアノレッスン

「その指じゃないよ」が減りました。ピアノレッスンで生まれた『ゆびボタン』教材のお話

ゆびボタンシート

指番号を教えることはむずかしい

ピアノを教えていると、何度も出会う場面があります。

「その指じゃないよ。」

「ここは3の指で弾こうね。」

「次は1の指にくぐらせてね。」

生徒さんは「うん」と返事をしてくれますが、次の瞬間にはまた元の指に戻ってしまいます。

これは決して生徒さんが悪いわけではありません。

楽譜には実にたくさんの情報が書かれているからです。

音の高さ、リズム、音の長さ、強弱記号、両手の動き…。

それだけでも大変なのに、さらに指番号まで同時に読み取らなければなりません。

特に子どもたちは「早く曲を弾きたい」という気持ちが強いので、自分の弾きやすい指でどんどん進めてしまいます。

そして気がついた頃には、少し無理のある運指のまま曲を覚えてしまっているのです。

長年感じていた指導の悩み

私は40年以上ピアノを教えてきました。

その中でいつも感じていたのは、

「指番号を注意すると音楽が止まってしまう」

ということでした。

せっかく気持ちよく弾いているところで、

「そこは2の指ね」

「今のは4の指ね」

と声をかけると、生徒さんの集中が切れてしまいます。

特に最近は、発達支援が必要なお子さんやシニア世代の生徒さんも増えてきました。

そうなると、曲を弾きながら指番号を修正すること自体が大きな負担になります。

もっと自然に、もっと楽しく指番号を覚える方法はないだろうか。

そんな思いから生まれたのが「ゆびボタン」です。

ゆびボタンとは?

ゆびボタンは、数字が書かれたボタンを指で軽く触れていく教材です。

やることはとてもシンプル。

ボタンを

「トントントン」

と触れていくだけです。

楽譜を読む必要もありません。

ピアノを弾く必要もありません。

ただ数字と指を一致させながら触っていくだけです。

ところが、このシンプルな動きが想像以上に効果を発揮しました。

指番号が自然に身につく理由

多くの指番号教材は、数字を見ながら指を動かします。

しかし、ゆびボタンは「触れる」という感覚を使います。

数字を見て理解するだけではなく、指先から体で覚えていくのです。

するとレッスン中、

「あ、ここ3の指だ」

「先生が言っていた運指だ」

と自分で気づく場面が増えてきました。

指摘される前に気づける。

これがとても大きな変化でした。

実は『脱力』の練習にもなっていました

ゆびボタンを作って使い始めてから、もう一つ興味深い発見がありました。

それは手の向きです。

指によって自然に手の向きが変わります。

すると肘や脇も連動して動きます。

無理にフォームを作らなくても、体が自然に動いてくれるのです。

私の教室では「お豆奏法」という、力まず美しい音を響かせる奏法を取り入れています。

ゆびボタンをした後にピアノを弾くと、手が柔らかくなり、自然な脱力状態で演奏に入れることが増えました。

指番号の練習をしているつもりが、実は体の使い方まで学んでいたのです。

発達支援やシニアの方にも

私の教室にはダウン症のお子さんも通っています。

以前は曲を弾いている途中で何度も指番号を伝えていました。

けれども、それは演奏そのものへの集中を妨げることにもなります。

ゆびボタンを取り入れてからは、先に指番号を体験してから曲に入れるようになりました。

すると、曲の中での運指がずっとスムーズになりました。

シニアの方にも同じことが言えます。

指そのものよりも、「どの番号がどの指なのか」を考えることに負荷がかかる場合があります。

そんな時も、遊び感覚でできるゆびボタンはとても好評です。

指番号は初心者だけの問題ではありません

指番号というと、どうしても初心者向けと思われがちです。

でも実際は違います。

レベルが上がるほど、合理的な運指が大切になります。

適切な運指が身についている人は譜読みが速くなります。

フレーズも自然につながります。

難しい曲にも挑戦しやすくなります。

逆に、運指のクセを放置したまま上達すると、後から修正するのに何倍もの時間がかかります。

だからこそ、早い段階で指番号と仲良くなってほしいのです。

レッスンがもっと楽しくなるために

私はピアノのレッスンは「できないことを指摘する時間」ではなく、「できることを増やす時間」であってほしいと思っています。

曲の途中で何度も注意されるより、

先に準備をしておいて気持ちよく弾けた方が楽しい。

ゆびボタンは、そんな思いから生まれた教材です。

もし生徒さんの指番号指導に悩んでいる先生がおられたら、一度試してみていただけたら嬉しいです。

きっと「その指じゃないよ」が減り、生徒さんとのレッスン時間がもっと豊かになると思います。


▼ゆびボタン教材の詳細はこちら

【ゆびボタン】
指番号を楽しく覚えながら、美しい運指と脱力を育てるピアノ教材(有料)

ゆびボタンシートPDF15枚(125パターン)


ゆびボタンシートPDF15枚(125パターン) 1000円

この記事をご覧くださった方に、お試しシートプレゼント(無料)があります。

ぜひご利用ください。

お読みいただきありがとうございました。

神戸北町のしばたピアノ教室 柴田 幸代

関連記事

おすすめ記事
最近の記事
  1. 「その指じゃないよ」が減りました。ピアノレッスンで生まれた『ゆびボタン』教材のお話

  2. 上杉春雄先生のJ.S.Bachを紐解く「平均律クラヴィーア曲集第2巻セミナー最終回 ~音楽は「第三のDNA」である~」

  3. 効率化はなんのためにするのか?

  4. 『一冊の手帳で夢は必ず叶う』を読んで感じたこと

  5. 40年間満席のピアノ教室運営の本を出版して~得たこと・感じたこと

  6. 『40年間満席のピアノの先生が教える教室運営の法則』がベストセラー第1位を獲得しました。

ニュースレターを購読する

※当サイトは、アフィリエイトプログラムに参加しています。商品のリンクは、私が実際に使った商品だけを紹介しています。