
「スキャンしたデータの保存先、どこにするのが正解?」
ScanSnap(スキャンスナップ)を愛用している方にとって、これは今もっとも悩ましい問題かもしれません。数年前までは「Evernote(エバーノート)」一択と言っても過言ではありませんでしたが、昨今の状況変化により、その「最適解」が変わりつつあります。
今回は、私が今たどり着いたScanSnapデータの保存先・最新活用術についてお話しします。
かつての救世主「Evernote」に起きた異変
5〜6年前、ScanSnapでスキャンした書類の行き先といえばEvernoteでした。
ScanSnapの「プロファイル」設定を使えば、「これはレシピ」「これはレシート」「これは仕事の資料」とボタン一つでEvernote内の特定のノートブックに自動振り分けができたからです。
しかし、現在Evernoteを取り巻く環境は激変しています。
- 大幅な値上がり: 運営会社の変更などに伴い、年間9,300円だったパーソナルプランが17,800円と、一気に2倍近い価格になりました。
- 無料版の制限: 以前のように「とりあえず無料で使い続ける」ことが難しくなり、本格的に使うには高額なサブスクリプション契約が必須となっています。
- AI機能の強制実装: AI搭載やセキュリティ強化によるコスト増が価格に転嫁されており、シンプルに使いたいユーザーにとっても負担が重くなっています。
こうした背景から、私自身も現在はEvernoteへの保存を積極的にはおすすめしていません。
今、選ぶべき保存先は「Google ドライブ」
では、どこに保存するのが賢い選択なのでしょうか。
私が現在メインにしているのはGoogle ドライブです。
Google ドライブの場合、ScanSnapからは「ScanSnapフォルダ」へ時系列にざっくりと保存される形になります。Evernoteのような細かい自動フォルダ分けは標準ではできませんが、以下の運用で十分にカバー可能です。
- スキャン時に適切なタイトルをつける: 検索性が高いため、日付や名前をしっかり入れれば後からすぐに見つかります。
- コストを抑える: 他のクラウドサービスに比べ、容量追加のコストが比較的安価に済みます。
Notion(ノーション)との併用で一歩先の整理を
さらに一歩進んだ管理をしたい方におすすめなのが、Notionとの連携です。
私は現在、以下のようなステップで運用しています。
- Step 1: ScanSnapでスキャンし、一旦Google ドライブ(およびスマホのScanSnap Homeアプリ)へ飛ばす。
- Step 2: 大切なデータや、整理して活用したいデータだけを、手動でNotionに送る。
Notionは現在非常に勢いのあるアプリで、セキュリティ面でも企業の採用実績が多く信頼できます。AI機能もオプション(別料金)として用意されているため、必要ない人はコストを抑えて無料で使い続けることができるのも魅力です。
もっともシンプルに管理したい方は「標準アプリ」を
「難しい設定は苦手」「仕事でガッツリ使うわけではない」という方は、スマホ(iPhone等)のデフォルト機能を活用しましょう。
- スマホにScanSnap Homeアプリをインストールする。
- アプリに届いたデータを開き、「共有」ボタンからiPhoneの「メモ」アプリに保存する。
これなら、使い慣れたiCloudの環境で管理が完結します。
一般家庭での紙をスキャンするだけ、個人事業主でも紙の種類が少ない人はこの方法で十分です。
(容量が増えた際のiCloud課金には注意が必要ですが、非常に手軽な方法です)。
まとめ:自分に合った「続けられる」方法を選ぼう
アメリカ製のアプリは円安の影響もあり、今後もサブスクリプション料金が変動する可能性があります。
- コスト重視・検索で探す派: Google ドライブ
- 整理整頓・高機能重視派: Notion
- とにかくシンプル派: スマホ標準のメモアプリ
「Evernoteが使いづらくなったな」と感じている方は、ぜひこの機会に保存先を見直してみてください。
さらに詳しく知りたい方へ
「自分の場合はどう設定したらいいの?」「Notionの使い方が知りたい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。あなたにぴったりのデジタル整理術を一緒に見つけましょう!
これからScanSnap を使い続けるには、ドライバーのアップデートが必要です。
アップデートのやり方は、PFU社のWEBサイトよりご覧いただけます。
わかりづらい方は、手順の資料をご用意しています。(有料)
よろしければご利用ください。
神戸北町のしばたピアノ教室 柴田 幸代





