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ピアノレッスン

新しいアシストペダル

もうすぐピアノ発表会。新しい補助ペダルを購入しました。吉澤のアシストペダル。

その使用感についてお話しします。

なぜ補助ペダルが必要なのか

ピアノを演奏するときは、上半身を支えるために下半身の安定が大切なので、足が床につくことが大切です。

子どもの身長が低い時期は、ピアノの鍵盤の高さに椅子を合わせたときに足がぶらぶらします。

足がぶらぶらしたままピアノを弾くことはNG。腕を動かして上半身がぶれてしまうのを腰と足で支えます。

ピアノを弾く姿勢を安定させるために、補助台、ペダルが必要な場合は補助ペダルを使います。

補助ペダルのいろいろ

補助ペダルにもさまざまな種類があります。

上のものが今までレッスンで使っていた補助ペダルです。

上のものもよく使っていますし、使用感はそれぞれ特徴があるのですが、今回は詳しい説明は割愛して、新しいペダルが今までのものと違うところを紹介します。

新しいアシストペダルはコマの増減で高さを調節する

吉澤のアシストペダルは、付属に3種類(S・M・L)のコマがついていて、組み合わせることによって必要な高さの調節ができます。

例えば、姉妹で使われる家庭でも、一つのペダルでコマを付け替えて使用できます。

従来品でしたら、多少スライドさせて高さが上下ができる機能があるペダルもありましたが、極端に高いペダルと低いペダルを使いたい時は、2個もつ必要がありました。

今回の吉澤のアシストペダルは、2.5センチずつのコマで高さを足していくことができます。

オプションのコマを使うと最大22.5センチまで高くできます。

吉澤のチラシより↓

正確な高さをコマの数で表すことができて便利

ペダルの高さは、ホールだと家と違って調整が必要なことがあります。

靴を履いてピアノを弾く。ホールのグランドピアノの鍵盤の高さが違う。

そしてその場でペダルの調整を素早くする必要があります。

スライド式で高低調節のペダルは操作はしやすいのですが、スタッフさんにステージの用意をお願いするときに、高さの指示が曖昧になります。

その点、このアシストペダルだと、コマの数で記録をしておけるので便利です。

私は事前のホールリハーサルのときに、足の補助台とペダルの高さをチェックして記録しておきます。

コマとコマは、それぞれにストッパーがついているので、間をロックして固定します。

アシストペダルの使用感

全体的にはプラスチック製。ピアノのペダルを挟む土台部分が鉄製です。

ヘッドの部分もプラスチックに金メッキ。ペダルをつけた感じはピアノに馴染みます。

ただヘッドが、他の製品よりは小さめ。子どもが急にペダルを離してしまいやすく、その時にバタンと音が鳴ることもあります。ペダルは踏むときに意識はすれど、離すときの意識が薄れがち。離すときもそこそこ重みを調節しながらゆっくり上げる練習が必要ですね。

こちらお値段は、18700円でした。

耐久性についてはまだわかりませんが、ストッパーもプラスチックなので経年劣化はありそうです。

しばらく使用して、また気づきをリポートします。

神戸北町のしばたピアノ教室 柴田 幸代

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