はじめに
竹腰紗智(ハッピーちゃん)著『存在革命』を手に取ったのは、
以前から、ハッピーちゃんの呼吸法をオンラインで実践していて、体調やこころの状態が改善されるようになったからです。
日々の生活の中で、なんとなく心が揺れたり、
人間関係に疲れを感じたりすることがありました。
そんなとき、呼吸は自分の状態をもとに戻すのに役立ちました。
過度の緊張もしなくなりました。
この本は、ハッピーちゃんのワークの集大成です。

承認欲求という落とし穴
本書で著者が説くのは、人間関係のトラブルや
望まない結果を生む根本的な原因についてです。
それは、他人の評価や賞賛によって自分の価値を
確かめようとする「承認欲求」にあると言います。
他者の目を基準に動くとき、人は軸を失い、
思いがけない摩擦や失敗を引き寄せてしまうのです。
【意図】【呼吸】【骨】で存在を確定する
では、どうすればよいのか。
著者は「目標」ではなく【意図】を持つこと、
【呼吸】で心と体をととのえること、
そして【骨】の響きを感じることで、
自分自身の存在を自分で確定できると述べています。
存在を自分の内側から放つとき、
良い人間関係も、望むパフォーマンスも、
自然と引き寄せられてくるというのです。
心に刻まれたマントラたち
特に印象的だったのは、各章に散りばめられたマントラの数々です。
『ひとりの呼吸が場を変える。場の呼吸が社会を変える。
社会の呼吸が未来を変える。』
この言葉には、個人の内側の静けさが、世界全体へと波紋のように
広がっていくイメージを受けました。
『骨は永遠。肉が消えても、血が尽きても、
骨は存在を記録し続ける』
この一節には、自分という存在の深さと力強さを改めて感じさせられました。
どのマントラも、読むたびに背筋がすっと伸びるような
感覚を覚えます。
読後のきもち――呼吸を、日々の習慣に
読後、あらためて思ったのは、
呼吸と瞑想の大切さは古今東西の成功者や偉人たちが
口をそろえて伝えてきたことだ、ということです。
それが単なる精神論ではなく、
具体的なエクササイズとして丁寧に示されているところに、
この本の実践的な価値があると感じました。
自分の心を落ち着かせ、軸がぶれずに生きていけたなら、
毎日がどれほど心地よいものになるだろうと思います。
この本で学んだ呼吸と瞑想のエクササイズを
日々の習慣に取り入れ、自分も他人も肯定しながら
過ごしていきたいと思います。
おわりに
『存在革命』との出会いは、
外側に答えを求めるのをやめ、
自分の内側に静かな軸を育てていくための
大切な一歩になりました。
この読書は、これからの人生をより豊かに、
そして心地よく歩んでいくための
かけがえない道しるべになったと感じています。
書籍情報
タイトル:存在革命
著者:竹腰紗智(ハッピーちゃん)





