神戸のピアニスト、菊地葉子先生とチェコのシュターミッツ弦楽四重奏団の演奏会に行きました。
2024年5月31日。西宮芸術文化センター神戸女学院小ホール。
チェコのシュターミッツ弦楽四重奏団
1985年に結成。
1986年にザルツブルグ室内楽コンクール第1位。以後、世界的な演奏活動を開始されているチェコの弦楽四重奏団。
2010年より、岐阜県出身のピアニストの平山晶子先生が招聘、企画された演奏会が今回で7回目とのこと。
平山先生は、樹原涼子先生のピアノランド勉強会の講師もされており、そのご縁で今回の演奏会のご案内を頂きました。
菊地葉子の魅力が花開くようなプログラム
最初のフィンジの曲は初めて聴きましたが、美しいメロディで心が解きほぐされるような曲でした。
そして、ショパンのピアノ協奏曲第1番をピアノ5重奏版で。
菊地葉子先生のショパンのピアノ協奏曲は、初めて聴かせていただきました。
立派な演奏で、その中にも菊地葉子先生の誠実な凛とかがやく音色が印象的でした。
弦楽四重奏団なのに、まるでオーケストラで伴奏しているような豊かな響きと多彩な音色にも驚きました。
弦なのに、管がなったようにも聞こえる。
聴いた友人たちと、「オーケストラとの共演みたいだったね。」とシュターミッツを絶賛しました。
演奏者プロフィール
菊地葉子先生と共演のみなさんのプロフィールです。
関西での開催が嬉しかった
平山先生が招聘されるチェコのシュターミッツ弦楽四重奏団。
いつもは、名古屋かいわいだけの演奏会です。
今回は、地元の西宮で聴けたのが幸せでした。
お友達と応援に行かせていただきましたが、神戸の重鎮のピアニストの菊地葉子先生の出演なので、会場いっぱいのお客様でした。
第2部のドヴォルザーク アンコールも新世界の家路
チェコのシュターミッツ弦楽四重奏団。
さすがにドヴォルザークは、十八番。
チェコの空気で会場を満たしてくれました。
スタンディングオベーションの演奏会でした。
菊地葉子先生、おめでとうございます!
来年も聴きたい演奏会です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
神戸北町のしばたピアノ教室 柴田 幸代