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2025ドナウの真珠・音楽の都をめぐる旅──ハンガリーとウィーン、心のふるさとへ

10年ぶりのハンガリーへ

10年ぶりのハンガリーの旅。 家族で5年間住んでいたこともあり、懐かしい旧友もいます。 会えるときに会っておこう、と次女と8日間の旅をしてきました。

旅程

1日目

関西国際空港を22:35発 JAL‐フィンエア

2日目

ヘルシンキ5:30 着

ヘルシンキ10:00発 フィンエア

ブダペスト11:20着

・ ブダ王宮のヒルトンホテルに荷物を置き、王宮散策

・国立美術館見学

・夕方からはライトアップされたドナウ川の夜景を楽しむ。

3日目

・宿泊予定のコートヤードホテルに荷物を預ける

・リスト音楽院の先生のピアノレッスンを受ける

・西駅の隣の世界一美しいマクドナルドで昼食

・MAV鉄道でグドゥルへ。旧い友人のお家でお茶会。

・グドゥルのお城をハンガリー人の友人親子と一緒に見学

・夕方ブダペストに戻り、知人の息子さんのハンガリー人の青年にレストランに案内してもらう。

4日目

・フィンエアで、ウィーンへ

・ホテルに荷物を置いて、地下鉄とトラムでベートーヴェンハウス

・ホイリゲで夕食

・夜のウィーンの街を散策 5日目

・シェーンブルン宮殿、ヴェルデベーレ宮殿を見学

・市民公園を散策

・ザッハトルテを食べる

6日目

・国際列車でジュールへ

・友人の車でバラトン湖へ

・食材のお買い物をして夕飯つくり

・星空を楽しみながら夕食

7日目

・友人の車でブダペストへ

・ホテル周辺のお店を散策。お土産を買う。

8日目

・フィンエアでヘルシンキ経由して帰国。

お友達と会える予定がたくさんあって、楽しみな旅でした。

第1章 出発──関西国際空港から北欧経由で

関西国際空港。

日本を発つ前に美味しいものを!

関西の人気中華店「551」が関西国際空港内にあります。 海鮮麺とチャーハンをいただきました。

夜7時にごった返していた空港も夜9時を過ぎたら閑散としていました。

フィンエアの機内食~夕飯はガパオライス。

朝食は、ハッシュドポテトとスクランブルエッグ、ブロッコリー。

ヘルシンキ着~乗り換えまで5時間。

ムーミンがあちこちに置かれているので一緒に写真を撮ったり、カフェで休憩をして過ごしました。

フィンランドといえば、シナモンロール。

早朝でほとんどのお店が閉まっていて残念でしたが、かわいいスポットがたくさんあって、空港内の散策を楽しみました。

第2章 ブダペスト到着──王宮の丘とドナウの夜景

ヘルシンキからの飛行機はお昼に ブダペスト国際空港着。

上空からのブダペストの町

着いてみたら土砂降りのブダペスト。

空港から、 Főタクシーで王宮のヒルトンホテルまで行くことにしました。

ホテルに荷物を置いて、王宮周辺を散策。

ドナウ川をはさんだ目の前に世界一美しいといわれる世界遺産の国会議事堂が眺められるロケーション。この風景がみたくて、対岸のホテルにしました!

ウィーンのシュテファン大聖堂を模したマチャーシュ大聖堂。

マーチャーシュ大聖堂

王宮のあるブダの丘には、「漁夫の砦」や「マーチャーシュー教会」など、美しいスポットがたくさん。 通りも昔ながらのヨーロッパの街並みで、どこをみても心がうきうきします。

漁夫の砦
ハンガリーのお菓子パン・クルトシュをおやつに。
郵便ポストもかわいい

雨模様の天気だったので、国立美術館に入り、ハンガリーの画家の絵を鑑賞しました。

国立美術館では、ムンカーチ・ミハイの絵など、ハンガリーらしい作品がたくさん見られます。

第3章 リスト音楽院の恩師との再会

3日目は、30年前のハンガリー在住のときにピアノのレッスンをしてくださっていた、ハルギタイ・イムレ先生のレッスンを受けました。

リスト音楽院は工事中だったので、バルトーク音楽院の教室にて。

大変懐かしく、お元気そうな先生にお会いできてうれしかったです。

そのあとは、お目当ての「世界一美しい」と言われている、西駅のマクドナルドへ。

中世ヨーロッパの建築物の中にマクドナルドがあります!

西駅のマクドナルドで腹ごしらえをして、午後からは次女が赤ちゃんのときに、ベビーシッターさんとしてお手伝いをしてくれたハンガリー人のおばさんのお家にいきました。

MAV鉄道でブダペスト東駅から30分のグドゥルという町に住んでいます。

おばさんは年をとって足が悪くなり歩けないので、おばさんのお友達が車で私たちを駅まで迎えにきてくれました。

久しぶりのおばさんは、明るくておしゃべりで、再開がとても懐かしかったです。(なんとか少し覚えているハンガリー語で会話しました。)

おばさんは長く起きていられないので、おばさんのお友達がわたしたちをグドゥルの宮殿に案内してくれました。

ここは、皇后エリザベートが別荘に使っていたお城で、建物もお庭も美しく、エリザベートゆかりのものがたくさん展示されています。

ブダペストから足をのばしていく価値のある場所です。

夕方にブダペストにもどって、旧友の息子さんの案内でハンガリー料理のおいしいレストランにいきました。

食後の夜景を見ながらの散歩は、ほんとに美しかったです。 ドナウ川沿いの王宮、くさり橋、国会議事堂、すべてがライトアップされていて、しばらく見とれました。

第4章 ウィーンへ──音楽の都で過ごす時間

翌朝、ウィーンへ向かいます。

ブダペストからは45分間のフライトです。

飛行機の中で配られたチョコ。

正午にウィーンに着きました。

ウィーンの空港へ着いて、CATという急行電車に乗ると市内まで15分。

今回は、たくさん地下鉄、トラムに乗って移動するつもりだったので、「ウィーンカード」を空港で購入しました。

2日間滞在する予定だったので、48時間のウィーンカードををひとり25ユーロで購入。

市内の地下鉄、トラムが乗り放題。おもな観光スポット、美術館や宮殿などが割引価格で入れます。 (結果的に大変お得でした。)

市内の移動時に、タクシーにのらず市内交通を使う場合はおすすめです。

ホテルに荷物をおいてから、地下鉄とトラムでハイリゲンシュタットのベートーヴェンハウスに行きました。

ここは、ベートーヴェンが耳が聞こえなくなって、一旦人生に絶望を感じて遺書をしたためた、「遺書の家」として有名な場所です。

ベートーヴェンが音が聞こえなくなっていく過程がわかる、音を聴かせる体験型の展示物があって、つらい気持ちがよくわかりました。

ベートーヴェンが使っていた5本ペダルのグランドピアノが珍しかったです。

中庭にある桂の木、裏庭にあるプルーンの木。30年前から変わらず、落ち着いた雰囲気のお家でしばらく時を忘れました。

ベートーヴェンハウスのお隣に、お客様でにぎわっているホイリゲがあります。

夕方5時閉館のベートーヴェンハウスを出ると、ちょうど早めの夕飯どきだったので、そのホイリゲに入りました。

中庭のぶどう棚の下のテーブルにすわると、地元のひとたちも、夕暮れどきのひとときを家族や友人と楽しんでいました。

前菜を頼んで、スープとシュニッツェルを食べました。

ワインをいただく居酒屋ですが、ビールもソフトドリンクもあります。

わたしたち、残念ながら飲めないので、ぶどうジュースとレモネードを飲みました。

それもフレッシュで美味しかったです。

お誕生日のお祝いをしているファミリーもいて、すてきだなと思いました。

夕飯を終えて、トラムで市街地へもどり夕方のシュテファン大聖堂周辺の繁華街を散策。

人気のジェラート屋さんでアイスクリームを食べながら町をあるいてこの日は終了。

第5章 華麗なる宮殿めぐり──シェーンブルンとベルヴェデーレ

5日目は、朝からシェーンブルン宮殿へ。

広い宮殿の庭を歩いて上宮までいくことに。

肌寒かったウィーンですが、この日はお天気がよく、外を歩くと汗ばみました。

でも、広大な庭にオーストリアの国旗の色に植えられた花壇は見飽きることがなくて、青い空とともにたくさん写真を撮りました。

上宮へ上る途中に途中に美しい噴水があります。
上宮に到着。

午後からは、ヴェルデベーレ宮殿へ。

トラムを乗り継いで結構歩きました。

ちょうどお昼ごはんの時間、ヴェルデベーレ宮殿の門の前にあって、地元の人たちでにぎわっていたギリシャ料理のレストランに入りました。

ヴェルデベーレ宮殿内は、クリムトはじめ、美術館になっていて、相当な作品数があります。

クリムトの「接吻」は圧巻。そばでみると、美しいモチーフがちりばめられていて、細かいところまで魅せらせました。

モネの絵もあちらこちらに展示されていました。

そして、天井画とシャンデリアの美しさ、遠くシュテファン大聖堂が見える宮殿の窓からの風景。どちらを向いても美しさでためいきがでます。

トラムで市街地にもどって、市民公園を歩きました。

ヨハンシュトラウス像がある美しい公園。池のほとりで夕方のひとときを過ごすカップルや家族連れ。

そういえば、どこに行ってもスマホでゲームやチャットをしている人はいなかったな~。

ザッハトルテで有名なお店でケーキとコーヒーを飲んでホテルに戻りました。

第6章 ハンガリーの友人宅で──バラトン湖の星空

第6日目は、ウィーンから国際列車にのって、ジュールへ。

ハンガリー人と結婚してハンガリーのバラトン湖畔でくらしている日本人のミナさんが、ご主人さまと駅まで迎えにきてくれていました。

ジュール駅から2時間のドライブで、バラトン湖畔のケストヘイにあるミナさんのお家へ。(旅行3日目の夕食はミナさんの息子さんに案内をしてもらいました。)

ミナさんとは、わたしがブダペストに住んでいたときに、日本人向けの育児相談やこども向けのハンガリー体験の合宿行事を企画して一緒に運営していました。

ミナさんのご主人は、今は引退しているけれどヨットのコーチをしていました。

お家に到着して間もなく、ヨットに乗せてもらってバラトン湖でしばらく遊びました。

日本では体験できないゆったりとした時間で、心がほどけるように解放されました。

夜はハンガリー料理とワインをみんなで楽しみ、満天の星空をながめました。

ChatGPTにヨーロッパで見える星をおしえてもらって探すのが楽しかったです。

ミナさんのお家には、わたしが子ども時代につかっていたピアノが置いてあります。

わたしが帰国するときに引き取ってもらって使ってもらっています。懐かしくピアノを弾きました。

第7章 再びブダペストへ──旅の終わりに

第7日目の午前中は、ケストヘイにある宮殿と街並みを散策しました。

テラスで名残惜しいグヤーシュスープの手料理のお昼を済ませてから、バラトン湖から200キロのブダペストにご主人のチャバさんとミナさんに車で送っていただきました。

ふたりの子どもたちは成人してブダペストで暮らしているので、ついでに手作りのお料理を届けるとのことでした。

外国で現地の人のサポートがあると、緊張から放たれて荷物も安全で、ほんとうに助かります。 最後の夜のブダペストは街中の便利な場所のホテルに泊まって、最後にお土産物をみたり、景色を見納めしたりして過ごしました。

終章 ふたたび会う日まで──心のふるさと

こんなふうに今回のハンガリー・ウィーンは心の旅でした。

第2のふるさとのような場所です。

いつか再会を夢見て、また毎日を頑張ろうと思います。

長らく最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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